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細菌性食中毒


細菌性食中毒とは?

◆細菌やその毒素に汚染された食品を食べることで食中毒は起こります。

◆鶏肉や卵などに生息するサルモネラ菌・生の魚介類などに生息する腸炎ビブリオ菌・人の皮膚の傷口などに繁殖する黄色ブドウ球菌・生肉などに生息するカンピロバクタ―菌やO-157が代表される主な病原性大腸菌などです。

・感染型 

代表的な原因菌(サルモネラ・腸炎ビブリオなど)

食品内で細菌が繁殖し、食品とともに体内に入った細菌が腸管の表面に定着したり、腸管の炎症性変化が観察されるものが多く、毒素型に比べると一般的に潜伏期間は長いのが特徴です。

・毒素型

代表的な原因菌(ブドウ球菌・ボツリヌス菌など)

食品内で細菌が発生した毒素を摂取することで起こる食中毒です。

家庭でできる食中毒感染予防のポイント

 ◇食品の購入

 ・肉、魚、野菜は新鮮なものを購入しましょう

 ・表示のある食品は、賞味期限を確認して購入しましょう


 ◇家庭での保存

 ・冷蔵庫は10度以下、冷凍庫は-15度以下に維持することが目安です

 ・冷凍庫や冷蔵庫の詰め過ぎには注意しましょう。めやすは7割程度です

 ・肉や魚はビニール袋や容器に入れ、庫内の他の食品に肉汁などがかからないようにしましょう


 ◇下準備

 ・こまめに手指を洗いましょう

 ・包丁やまな板は、肉用・魚用・野菜用・果物用と別々にそろえて使い分けるとさらに安全です

 ・包丁、食器、まな板、ふきん、たわし、スポンジなどは使った後すぐに洗剤と流水で よく洗いましょう。漂白剤に1晩に漬け込むと消毒効果があります。熱湯をかけたり、煮沸すればなお確かです


 ◇調理

 ・加熱して調理する食品は十分に加熱しましょう


 ◇食事

 ・食卓につく前に手を洗いましょう

  ・調理前の食品や勝利後の食品は、室内に長く放置してはいけません

  例えば、O-157は室内でも15~20分で2倍に増えます 


 ◇残った食品

 ・残った食品はキレイな容器またはお皿を使って保存しましょう

  また、浅い容器に小分けにして保存しましょう

 ・残った食品を温めなおすときも十分に加熱しましょう

 ・ちょっと怪しいと思ったら食べずに捨てましょう

 ・時間が経ちすぎたら思い切って捨てましょう

☆食中毒の3原則☆

 食中毒菌を「付けない・増やさない・殺す」 です。

 もし、お腹が痛くなったり、下痢をしたり、気持ちが悪くなったりしたら、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。

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