保湿剤の種類
・軟膏タイプの保湿剤
脂っぽくワセリンのようにベトつきますが、水に流れないので長持ちし、保湿力は高いで
す。半透明で製品によっては色がついている場合もあります。
・クリームタイプの保湿剤
体に塗る保湿剤に通常使われます。伸びがよく、またしっとりして保湿力も強いので、
保湿剤には1番よく使われている基剤です。
特に冬の乾燥が強い時期はローションよりクリームを使うのがおすすめです。
・ローションタイプの保湿剤
さらっとしていてベトつきが少ない方が好まれる顔用の保湿剤によく使われています。
トナー、セラム、エッセンスのように他の名前で呼ばれることもあります。
ベトつきが少ないほど使い心地はいいですが、保湿力は弱まるので、特に冬はローション
よりもクリームを使うことをおすすめします。
保湿剤の成分に関しては非常に多くの種類があるので、これが入っていれば絶対に安心できるものはありませんが、セラミドなど皮膚のバリア機能を補ってあげる成分が効果的といえます。
保湿剤の塗り方
①乾燥の頻度にもよりますが、1日2回朝夜で塗るといいでしょう
入浴後できるだけ早く(5分以内に)塗ると更に効果的です
冬は1日1回では防ぎきれないことが多いので朝の支度時にも塗るのがよいでしょう
②薬を塗る前には手を清潔にしましょう
②手のひらを使って、こすらずに、優しく広げます
部位別塗布量の目安
・上半身(前) 3.5g
・上半身(後) 3.5g
・片腕 1.5g
・片脚 3.0g
☆『毎日継続して塗れる』ことも重要です!!
赤くガサガサし痒みが出てきたら保湿剤は効かないので皮膚科医を受診してください。
皮膚が粉を吹いたように白っぽくなり赤みがない状態であれば保湿剤で予防できるので、
まめな保湿が肝心です。
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