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腸はデリケートなんです~過敏性腸症候群Ⅰ~


★過敏性腸症候群とは?

消化管の様々な刺激に対して敏感になり、腸の働きに異常が生じ、便秘や下痢など排便の異常を引き起こす病気のことです。


腸の働きに異常が生じる原因としては、小腸で吸収され難い炭水化物を含む食物(乳製品・人工甘味料・コーヒー・アスパラガスなどの野菜)や、精神的ストレスや自律神経バランスの乱れなど、さまざまな原因があります。


症状は人によって異なり、絶えず下痢が続く・便秘と下痢を繰り返す・腹痛やお腹の張りなどを伴い、中にはトイレから離れられず日常生活に支障が出るケースもあります。


★診断

ローマⅢ基準と呼ばれる症状に基づく標準化された基準と一般的な消化器疾患のけんさ(血液・便、内視鏡など)と合わせて診断されます。


ローマ基準Ⅲとは??

過去3か月間に少なくとも週1回の頻度で腹痛がみられ、かつ以下の基準の2つ以上に該当する場合に下されます。

☑ 排便に関連した痛みがある

☑ 痛みが排便回数の変化(便秘または下痢)に連動している

☑ 痛みが便の硬さの変化に連動している


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