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血圧測定値


家庭血圧の役割

家庭での血圧測定には、次のようなメリットと役割があります。

  • 時間を決めて毎日同じ条件で、また安定した状態で測定できるので、より正確で詳細な血圧情報を把握することができます。

  • 測定値を記録しておくことで、患者さん自身の健康管理の目安となり、また、医師にとっては重要な診断材料となります。

  • 病院では把握しにくい白衣高血圧や仮面高血圧、早朝高血圧を診断するための参考資料となります。

  • 服薬治療中には、薬の持続時間や効果を評価する資料となり、医師の治療方針の助けとなります。


家庭血圧にも基準があります

一般に家庭での測定値は、病院よりも低めになります。

そのため基準値も少し低く設定されています。

家庭での測定では、「収縮期血圧が135mmHg以上、かつ拡張期血圧が85mmHg以上」を高血圧の目安とします。 家庭血圧による基準は、受診のための参考にするものです。

自己判断で一喜一憂するのでなく、この数値に近い場合には早めに受診しましょう。

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