ロコモとは?
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の通称です。
骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が低下している状態のことをいいます。 エレベーターや車を使う便利な現代社会において、人類は足腰を使う機会が少なくなっています。全世代の方々に注意が必要です。
サルコペニアとは?
加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を指します。または、歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるなど、「身体機能の低下が起こること」を指します。
運動習慣をつけよう!
運動習慣をつけることが運動器の健康の維持につながります。
したがって健康寿命の延伸も期待できます。運動器は若い頃から適度に運動する習慣をつけて大事に使い続けることが必要です。なぜなら、筋肉、骨、軟骨や椎間板は運動やふだんの生活で身体を動かして負荷をかけることで維持されるからです。
しかし、過度な運動や体重超過により「負担をかけすぎる」のも怪我や故障の原因になります。また、やせすぎると筋肉や骨は弱くなることが知られています。適度な運動と適切な食生活で肥満ややせすぎにならないようにしましょう。
おすすめの食生活
筋肉生成に効果のあるタンパク質が豊富な肉や魚、大豆、卵などの食材を中心に、筋肉を動かすエネルギー源となる炭水化物(米・パン・麺類)、タンパク質の働きを助けるビタミンB6(マグロの赤身・レバー・鰹・鶏ささみ・キウイ・バナナ)などバランスよく摂取することが大切です。